<天皇杯:新潟3-1横浜FC>◇31日◇3回戦◇東北電ス

 新潟DF内田潤(32)が、FW矢野の決勝ゴールをアシストした。1-1の前半28分、右サイドでMFマルシオ・リシャルデスのパスを受けると、ゴール正面で待つ矢野に正確なパスを送りゴールをおぜん立てした。「あの(ゴールの)形は僕らも気持ちよかった。すべてうまくいった。あの形を増やせれば」と自画自賛した。

 ただ後半は横浜FCの粘りもあり、攻撃のリズムが悪く、同ロスタイムにマルシオがダメ押し弾を決めたものの、納得できる内容ではなかった。内田は「結果は3-1だけど、2-2にされたっておかしくない展開だった。相手がJ2だから浮き彫りにならなかっただけで、決定的な場面もつくられていた」と反省した。