今季限りで引退する徳島GK高桑大二朗(36)が、29日の仙台戦(鳴門大塚)後のセレモニーでファンに別れを告げた。徳島サポーターに感謝の言葉を伝えた後、03年から06年まで所属した仙台のサポーターにもあいさつ。「仙台で過ごした4年間は僕の宝物。もし指導者として仙台に戻れることがあれば、温かく迎えてください」と涙を流した。

 高桑は92年に横浜マリノス入り。その後、移籍した鹿島で3冠獲得に貢献し、00年にはベストイレブンと日本代表に選出された。今季から徳島に加入したが出場機会がなく引退を決断した。