<Jユース杯:三菱養和SC3-2千葉>◇5日◇1回戦◇西が丘

 序盤の2失点を懸命に追い上げた千葉ユースだったが、猛追も1点及ばなかった。前半開始から、相手のロングボールと前線からの積極的なプレスに意表を突かれた格好で21、23分と立て続けに失点。同37分に1点を返し、1-3の後半28分にはFW仁平貴大(17)が追撃のゴールを決めたが力尽きた。「緊張からか、いつもの力を出せない選手が何人かいた」と大木誠監督(51)はメンタル面を敗因の一部に挙げた。主将のMF板倉直紀(18)は「立ち上がりから相手のペースにやられました。相手の方が戦い方を知っていた」と、うなだれていた。