現在なでしこリーグ2位につける日テレは27日、東京・稲城市のグラウンドで次戦アウェー伊賀戦(29日)へ向けた調整を行った。今季は4連勝後の前節岡山湯郷戦で引き分け。寺谷真弓監督(41)はドローについて「開幕から勝ち続けたことで、安全にいってしまった。もう1度(原点に)立ち返って、自分たちがやりたいことをもっと勝負してやっていきたい」と話した。

 主将のDF岩清水梓(26)も岡山湯郷戦ついては「パスも中を通すものではなく、安全なところを選択していたし、DFラインももっと高く保っても良かった」と分析する。次戦の相手、伊賀も前節でINAC神戸に0-1と善戦したように堅守がウリ。寺谷監督は「ウチの良いところは中を切り崩していくところ。今週は『多少ギャンブルでも相手の嫌なところにもっとパスを入れていこう』という練習をしてきました」と話した。