<天皇杯:岡山2-3名古屋>◇10日◇3回戦◇富山

 名古屋はDF闘莉王の2得点などでJ2の岡山に辛勝した。0-1の後半から最前線に上がり、開始約30秒で永井の右クロスを頭で合わせて同点ゴール。2-2で一進一退となったロスタイムにはPKを落ち着いて中央に決め、決勝点を挙げた。

 ただ、闘莉王は不満顔だった。前半の「3-4-3」の新布陣が機能せずに大苦戦。「つまらないサッカーをした。戦術とか関係ない。言いたくないが、攻撃の選手があまりにもできなさすぎる」と怒気を帯びた口調で奮起を促した。