<ナビスコ杯:東京3-1鹿島>◇1次リーグ◇19日◇味スタ

 リーグ戦で首位に立つ鹿島が完敗した。トニーニョ・セレーゾ監督(58)が最も心配していた立ち上がりから圧倒され、開始8分と10分に2失点。後半26分にも右サイドを崩されて3点目を奪われた。リーグ戦は開幕3戦連続で完封していたが、まさかの守備崩壊。DF青木剛(31)は「立ち上がりが悪い。糧として改善していかなければいけない」と反省した。

 後半途中から入ったMF本山雅志(34)が後半27分にMF小笠原満男(34)の芸術的な浮き球パスを受けて今季初ゴールを挙げたが、反撃が遅かった。