左ひざの手術を行い、戦線離脱していたJ1磐田のFWカレン・ロバート(23)が、約6カ月ぶりに全体練習に合流した。4日の練習で、ミニゲームやシュート練習を行った。昨年11月に左足首負傷で離脱し、同12月には左ひざ「分裂膝蓋(しつがい)骨」の治療のため軟骨除去手術を受け長期離脱。久々の合流に「長かった。当初は3、4カ月と言われ、なかなか治らなくて先が見えない中やっていた。久々ですごい楽しかった」と笑顔で話した。

 体重は昨年の77キロから5キロ減。「筋力が明らかに落ちた。ひざへの負担を考えれば軽い方がいいけど、筋トレで鍛えていく」と、次なる課題を口にした。練習を見守った柳下監督は「練習ゲームでやっていく必要がある。来週のゲームに入って、そこでできればいい」と、浜松大との練習試合(8日)で実戦復帰することが濃厚。カレンは「30分くらい出られればいい。ようやくです」と、心待ちにしていた。【栗田成芳】