大分ポポビッチ新監督(42)が20日、大分市内で就任記者会見に臨み「厳しい状況は理解している。自分の信念と力を最大限に生かしミラクルを起こしたい」と抱負を述べた。97~01年までオーストリアのS・グラーツで元日本代表監督オシム氏の下、主力DFとして2度のリーグ優勝などに貢献。21日からの練習では、オシム氏に通じる「考えて走るサッカー」を指導する構えだ。「(オシム氏に)接することでさまざまなことを学んだ。選手は頭がすごく疲れると思うが能力をさらに高めたい」と意気込んだ。