前日5日に電撃就任した神戸三浦俊也監督(46)が6日、初の指導に当たった。神戸市内の2部練習で、守備をベースとした戦術をたたき込んだ。

 三浦新監督の難解な戦術指導に、選手たちの反応はまちまちだった。主将のMF宮本恒靖(32)は「今はチームが一つの方向を向くことが大切。自分は理解できている。時間がたてば、他の選手の理解度も上がってくる」と前向き。一方、宮本とダブルボランチを組むMF金南一(32)は「(監督の印象は)堅い感じがする」と少し戸惑っていた。