7季ぶりのJ1舞台に挑む仙台は6日、08年の入れ替え戦で敗れた磐田と因縁の再戦。J1の7試合の中で最も早い午後1時開始のため、リベンジとともに「10年J1第1号ゴール」を狙う。
時は満ちた。03年11月29日の大分戦(1-1)以来2289日ぶりのJ1だ。6年間のJ2生活に別れを告げ、トップリーグに舞い戻った手倉森監督は「いよいよ我々の強さを発揮する舞台が整った。入れ替え戦の悔しさを晴らしたい」と武者震いした。過去のJ1開幕戦は02、03年とも1-0で勝ち、2戦2勝。指揮官は「対する磐田は開幕戦3連敗中でしょ。勝って、勢いに乗らせてもらおうか」と不敵に笑った。
J1の18チーム9試合で最も早い午後1時キックオフ。シーズン第1号ゴールを狙わない手はない。開幕2トップに決まった「中中」こと中島と中原は目立つ気マンマン。中島が「狙います。決めれば、たくさんのメディアに取り上げられるでしょ」と意欲を見せれば、中原も「J1は露出が増える。欲を出すのは良くないけど、最高のアピールになる」と言った。ただでさえ、入れ替え戦の再戦として注目される。そこでの第1号は、J1復帰のあいさつ代わり。列島に名前も知れ渡ると信じている。
J1初挑戦の生え抜き組にとっては、待ちに待った舞台だ。ベンチスタートのMF梁は「入団してから6年間、頑張って目指した場所。今はドキドキ、ワクワクでいっぱい」。MF関口も「J2の経験がムダとは言わないけど、J1なら、もっともっと成長できるはず」と燃えている。入れ替え戦の時も先発していたMF富田は「あの悔しさは忘れられないけど、それよりもJ1初挑戦の方が楽しみっす」と言い切った。
磐田に敗れ、失意のJ2で出直した。過去最長51試合を戦い、きっちり1年でリベンジの舞台に立った。「どれだけ力がついたか試したい」と手倉森監督。2年越しのリベンジ劇は、勝利という結末でしか締めくくれない。【木下淳】



