モンテ戦士が、チーターに変身-。山形の小林伸二監督(49)は15日“コーチ留学”で北海道を訪れた。陸上女子100、200メートルの日本記録を持つ福島千里(21)が所属する、北海道ハイテクACを見学。世界基準のスプリンターを育てた、中村宏之監督の指導方法をモンテディオに生かす。
チームはオフでも、小林監督は休まない。「北海道は楽しいし、おいしいもんがたくさんあるから」。あくまで旅行、と強調していたが実は「スプリンター養成学」を学びに、北の大地へ向かった。「あれだけの選手(福島)を育てるのには、何かあるはず」と同監督。コンマ1秒でも速く走り、サッカーに生かすトレーニングがあれば、取り入れる腹づもりだ。
トレーニング法の他にも、習得したいものがある。選手とのコミュニケーションの取り方だ。小林監督はこれまでも選手の性格を見極め、アドバイスする時期、語気の強弱などを微妙に変えていた。「結局は同じことを伝えるのだが、その人にあったアプローチっていうのがある。(福島も)走ること以外に、そういう接し方があるかも」。小林監督は猛スピードで駆け抜ける福島を目の当たりにし、指導熱を一層高める構えだ。スプリンター養成ノウハウを手に、指揮官が24日開始の酒田キャンプで、イレブンに地獄のランを課す。【山崎安昭】




