キラキラ輝くすねあてで、プレーもパワーアップする。昨季、右足腓骨(ひこつ)を骨折し、リーグ戦出場3試合にとどまった浦和のMF山田直輝(20)が3日、今日4日にも届くイタリア制の特注すねあてで復活を誓った。

 両足で30万円なり。片方で約15万円の高級すねあては、昨季より一回り小さい。昨年は野球の捕手が使うレガース並みの大きさ。「ボールが当たっちゃうので、小さくした。デザインは見てからのお楽しみ」。色はシルバーにした。

 昨年1月の日本代表アジア杯予選イエメン戦で骨折。6月に復帰も8月に同箇所を骨折した。実戦から長く離れ、まだコンディションは調整中。開幕には間に合わないが「練習で相手がいるなかでボールを多くさわって、早く慣れたい」と、必死に取り組む。

 ペトロビッチ監督(45)も「ナオキはあとちょっとね」と、回復を心待ちにする山田直に、特注すねあては心強い味方になるはず。