元清水DFで、常葉大富士サッカー部の山田泰寛監督が8日に急死していたことが9日、分かった。45歳だった。直近まで合宿や練習に参加していたが、8日に病院で手術を受け、その後、亡くなった。

 常葉大によると、2カ月ほど前に診察を受け病気が判明。入院などはせず日常生活を送っていたという。東海学生サッカー2部リーグ開幕戦となった7日に入院したため、常葉大静岡との試合は、太田貴光コーチ(42)が指揮をとった。選手らには2週間ほどで退院するという旨を伝えていたという。

 山田さんは広島出身で、東海大一から早大を経てヤンマー、その後清水に入団し93年から95年までプレーした。左サイドバックでJ通算31試合0得点。その後清水のスタッフとなり、00年の開学の際に総監督に就任した長谷川健太氏(現G大阪監督)のもと、同大の監督に。大学でも非常勤講師として授業を受け持っていた。