清水は27日、10年度決算(10年2月1日~11年1月31日)報告会見を行った。売上高が34億8600万円(100万円未満は切り捨て)に対し、当期純損失7900万円を計上。5期ぶりの赤字決算となったことを発表した。
営業面ではホームゲームの平均入場者数がリーグ戦で1万8001人、カップ戦で1万1974人でともに前年比アップ。広告収入が12億7400万円で3・9パーセント増、グッズ販売などの事業物販収入も、MF小野加入による関連グッズが好調に推移し3億9200万円と17・8パーセント増と、ともに前期を上回った。だが、一昨年に約3億円あった移籍金収入が大幅に減少。リーグ戦、カップ戦などの賞金を含む、その他収入が1億1500万円で前期比67・7パーセント減となったことが響いた。
黒字回復に向け強化費の削減にさっそく乗り出した。前々期は約12億5000万円だった人件費が前期は約14億円弱に増額したが、今期は約12億円にまで削減した。会見に出席した早川巌会長(67)は「優勝賞金、少なくともリーグ3位以内を期待したが…。本来だったらこういう綱渡りのような経営をしてはいけない」と、昨季の戦績を悔やんだ。【為田聡史】




