<J1:名古屋1-0磐田>◇第14節◇11日◇ヤマハ

 大事な五輪2次予選を控える名古屋のU-22(22歳以下)日本代表FW永井謙佑(22)が、磐田戦で体感した終盤の勝負強さを同代表へと持ち込む。0-0の後半44分に前線でDF闘莉王が絡み、FW玉田が決勝点を奪取。厳しいアウェーで、土壇場での勝利をもぎ取った。

 後半21分から途中出場した永井はシュート0本で不発。ストイコビッチ監督から厳しい指示を受けつつ、昨季リーグ王者が今季初めて示した勝負強さを身をもって知った。「最後の最後にゴールが入りますよね。代表でも、これを生かしたいです」。リーグ初得点はまたお預けとなったが、今季初の連勝を挙げ、スッキリと明日13日からの合宿に合流できそうだ。