<J1:磐田1-0新潟>◇第27節◇24日◇ヤマハ
磐田が13戦ぶりの完封だ。クラブワーストの12戦連続失点にピリオドを打ったのは、キャプテンマークを巻いたGK川口能活(36)のスーパーセーブだった。試合終了間際に途中出場のFW荒田智之(25)が移籍後リーグ初ゴールを決め、2戦ぶり勝利を挙げた。
不動の守護神・川口がゴールに鍵をかけた。前半32分、左CKからドンピシャでヘッドを合わせられたが、左手でセーブし、枠外にはじき返した。同45分にも相手の強烈なシュートを再び左手1本でセーブし、ゴールを死守。12試合連続失点と負の流れが続く中「とにかくゼロに抑えて勝ちたい。完封して悪い流れを断ち切りたい」と話していた川口が最後尾で奮闘した。
この日は、累積警告で出場停止の那須に代わり、約1年ぶりに「主将」として出場。「特にやることは変わらないけれど、後ろでしっかりみんなをリードしたい」。ピンチを乗り切る度に声を張り上げてDF陣を鼓舞した。川口の気迫のこもったプレーに応えるように、DF加賀は相手FWブルーノロペスを徹底マーク。DF藤田が的確なカバリングで攻撃の芽を摘み、那須の代役で出場した山本脩も要所で体を張った。
最後の最後にチャンスは訪れた。後半ロスタイム、エース前田が放ったシュートが左ポストに直撃。ゴール中央で待ち構えていたFW荒田が左足ダイレクトボレーで突き刺し、決勝点を奪った。途中出場の荒田が移籍後リーグ初ゴールを決めて、13戦ぶりに完封勝利を収めた。【神谷亮磨】



