右膝を負傷している清水MF小野伸二(32)が、内視鏡検査を行う可能性が出てきた。10日の練習中に負傷し離脱。13日の練習には、姿を見せなかった。クラブ関係者によると、負傷後の精密検査の結果から、靱帯(じんたい)の損傷は見られなかったが、内出血が多いことを懸念。同関係者は「膝の中を見てみないとはっきりとしたことが分からない」と内視鏡検査を受ける可能性を明かした。

 小野はドイツのボーフムに所属した09年4月の試合で、右膝内側側副靱帯損傷で全治6週間の診断を受けていた。当時の負傷部位と同じで、小野自身も「以前にけがをして縫合した部分が取れたのかもしれない」と話しているという。検査を行えば、復帰まで1週間はかかるため、16日の天皇杯鳥取戦と20日のリーグ柏戦の欠場が濃厚。残りのリーグ戦も微妙な状況となった。代役にはMF竹内が先発起用される。