浦和のペトロビッチ監督(54)が“サマーローテーション”制を導入する。5日、夏場の試合について「いつも出ていない選手を起用していく」と言った。

 人もボールも走るサッカーに、夏の暑さは体力を奪う大敵になる。今季はここまで、リーグ戦先発メンバーの大幅な入れ替えはなかった。今後は部分的なターンオーバー制を敷き、選手への過剰な疲労を軽減する。負担を複数で分担する節約術を取り入れる。

 浦和は、これまでも夏場に苦しんできた。09年の8月は5連敗。10年は2勝2分け5敗。昨年は、改善策として練習直後にサプリメントを摂取し、5勝7分け4敗で辛うじて勝ち越した。

 ローテーション制のリハーサルは、出来ている。今季のナビスコ杯では、リーグ戦に出場していない選手にチャンスを与えた。MF高橋、MF小島、FW矢島らを起用。ベストメンバー規定ぎりぎりの選手をリーグ戦と入れ替えてきた。夏場の失速を克服すれば、低迷浦和の躍進に光が見えてくる。【保坂恭子】