仙台手倉森誠監督(45)が、14日から“スペイン研修”に出発することが決まった。「今季、コンパクトなサッカーを目指した中で、昨年はドイツに行って本当に良かった。今度は攻撃に磨きをかけたい。世界一のサッカーを体感してくる」とコーチ陣を伴い、10日間の日程で情熱の国へ渡る。

 最大の目的は、スペイン1部ビルバオのマルセロ・ビエルサ監督(57)。「ロコ(奇人)」と呼ばれる戦術マニアで、かつては日本代表の監督候補にも挙がった。南アフリカW杯にはチリを率いてブラジルに次ぐ2位で予選を通過して本大会16強、今季の欧州リーグでもマンチェスターUを破る番狂わせを演じた名将。多彩な戦術のベースとなる練習を視察するだけでなく、本人と直接話をする機会もありそうだという。

 さらに現在首位のバルセロナと2位Aマドリードの一戦を観戦した後、マジョルカやマドリードにも足を延ばすなど精力的に動き回る予定。6日組み合わせが決まったアジア・チャンピオンズリーグ、そして、あと1歩で逃したタイトルへのヒントを求める指揮官にオフはない。