休養十分の大黒柱が難敵撃破の先頭に立つ。仙台は今日28日、ホームに鳥栖を迎える。24日のアジア・チャンピオンズリーグ、ブリラム戦を回避し、鳥栖戦へ照準を合わせていたMF梁勇基(31)は「コンディションが良くなければ、残った意味がない。連戦で疲れている選手を助ける働きをしたい」と頼もしい。

 J2時代の06年から続けた213試合連続出場が昨季で途切れ「やるからには全試合出たい」と鉄人復活を目標に掲げたシーズン。20日の川崎F戦までは公式戦全12試合に先発も、タイには同行しなかった。ただ、調整に専念したことで手倉森監督が「明らかに疲れている」と心配していた状態からは回復。チームが大敗した川崎F戦では1得点1アシスト。昨季2戦2分けと苦戦した鳥栖相手に「ゴール前に入り込むことを続けていきたい。最初から飛ばしていく」と、フルスロットルで2戦連発を狙う。