マインツはドイツ人MFヨハネス・ガイス(21)の移籍金で、移籍がうわさされている日本代表FW岡崎慎司(29)と契約延長をするかも知れない。

 19日付の独紙ビルトが報じた。

 ボルシアMGやイングランドへの移籍が濃厚と思われていた岡崎だが、状況が少し変わってきたという。チームマネジャーのクリスティアン・ハイデル氏は、ジャパンプランを考えているようだ。岡崎を残留させ、さらにJ1東京からFW武藤嘉紀(22)を獲得しようとしている。

 今のところ、岡崎にはプレミアリーグからの大型オファーはまだないという。マインツ関係者は「今の状況が長く続くようだと、我々のチャンスは大きくなる」と残留の可能性を示唆した。

 岡崎の残留にはガイスが移籍するかどうかにかかっているという。ハイデル氏はガイスの移籍金を1200万ユーロ(約16億2000万円)以上に設定している。移籍がうまくいけば、岡崎により良い年俸での契約延長を提示することが出来ると報じた。