国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(79=スイス)は2日、スイスのチューリヒで緊急記者会見を開き、後任の会長を選ぶ臨時総会を開いた後に辞任すると表明した。

 ブラッター会長の辞意表明を受け、日本協会は3日午前に大仁邦弥会長のコメントを発表。「サッカーのために、また今後の改革と正常化のため、最大限努力することを継続していきたい」とした。同時にFIFA理事の田嶋幸三副会長(57)が会見を開き「辞意表明の理由や、次の会長が決まるまでやめないことなど、非常にあいまい。7月のアジアサッカー連盟(AFC)の理事会までに分析し、場合によっては我々が先に意思表示をしないといけない」と話した。