リバプールのイタリア代表FWマリオ・バロテリ(25)は、日本代表MF本田所属のACミランのメディカルチェックを受けるため、現地時間25日の8時30分にミラノのマンドニーナ病院に入り、1年ぶりの復帰が目前に迫った。

 伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、ミランは24日にリバプールとバロテリ獲得で合意。レンタル料なしの期限付き移籍での獲得だという。また、バロテリの今季の年俸は、ミランが半額の225万ユーロ(約3億円)を支払い、残りをリバプールが負担すると報じた。

 バロテリはメディカルチェックを受けた後、午後5時から練習に合流するという。ミハイロビッチ監督は23日にバロテリと会談し「お前はいつも最初に練習場に来て、一番最後に出ていかなければならない。常に最大の力を出すこと、それでなければ、(ミランから)でていかなければならない」と話すと、バロテリは「私は変わりました。父親としての経験がとても役に立っている。それに私の父親(イタリア人の養父)が亡くなったことも。あなたを失望させません」と答えたという。