W杯制覇の後は不調だったドイツがポーランドに雪辱した。

 昨年10月に敵地で敗れた相手に序盤に2点を先行すると、失点はFWレバンドフスキ(Bミュンヘン)に許した1ゴールのみ。「特に連係が良かった。練習通り」とレーウ監督は満足そうだった。

 2得点のFWゲッツェ(Bミュンヘン)は「勝ち点3とD組首位奪回を絶対に成し遂げたかった」と明かした。所属チームでは影が薄いとの批判も浴びるが、レーウ監督が「相手DFを翻弄(ほんろう)した」とたたえる働きだった。先制ゴールのMFミュラー(Bミュンヘン)は「勝ててほっとした。もっとパスミスを減らさなきゃ」と反省を忘れなかった。