MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)が勝利目前のロスタイムに失点し、2戦合計4-5でアウェーでリバプール(イングランド)に敗れ、準決勝進出はならなかった。
香川はスタメン出場し、3-1とリードした後半32分に退いた。
ホームでの第1戦を1-1で引き分けていたドルトムントは前半5分、香川を起点にした攻撃から、FWオバメヤンのシュートを相手GKがはじいたこぼれ球をFWムヒタリャンが右足で押し込んで先制。同9分にはFWロイスが自陣で相手ボールを奪い、そのままドリブルで駆け上がってラストパス。これをオバメヤンが右足でゴール右上に突き刺し、2つ目のアウェーゴールをゲット。前半を2戦合計3-1として折り返した。
後半3分にFWオリギに決められて2戦合計3-2となったが、同12分、DFフンメルスのスルーパスからロイスが右足シュートを決め、再び2戦合計4-2と突き放した。
同33分にFWコウチーニョに右足ミドルシュートを決められ、さらに同33分にも左CKからDFサコにヘディングシュートをたたき込まれて2戦合計4-4と追いつかれたが、アウェーゴールでリードしており、ドルトムントの4強進出は目前となった。しかし、同ロスタイム、右サイドのFKからボールをつながれ、MFミルナーのクロスをDFロブレンに頭を合わせられ、ついに2戦合計4-5と勝ち越しを許した。ラストプレーでFKをMFギュンドガンが直接狙ったが、惜しくもポスト左へ外れ、まさかの敗退が決定した。