ドイツ2部ザンクトパウリのFW宮市亮(23)が15日、今季最終戦となったカイザースラウテルン戦で2得点1アシストと爆発した。

 1点を追う前半5分、左クロスを直接、左足でシュートを決めて移籍後初ゴール。トウェンテのセカンドチームの一員としてオランダ2部ローダ戦に出場した15年4月24日以来、約1年ぶりの公式戦得点をマークした。前半22分には右クロスでFWティーの勝ち越し点をアシストすると、後半12分にはマイヤーの横パスをエリア内右で受け、DFの股を抜くグラウンダーシュートを決めた。後半25分に交代すると、スタンドのサポーターはスタンディングオベーションで祝福した。試合は5-2で勝った。(鈴木智貴通信員)