日本代表FW岡崎慎司(30=レスター)が、意外な過去を明かした。

 20日、都内で著書「未到」の発売イベントでトークショーを開催。質問コーナーで、ファンの子どもが素朴な疑問をぶつけた。「清水時代から日本代表に入れる自信はあったのですか?」。いまでこそプレミアリーグでプレーし、しかも「世紀の番狂わせ」を言われる初優勝を果たした岡崎。真剣な表情で子どもの目を見て話し出した。

 「代表どころか、プロで続けられるかも分からなくて、(通信講座の)ユーキャンで保育士の資料を取り寄せたくらい」と明かした。滝川二高からプロ入りした直後は、公式戦どころか練習での紅白戦にも入れなかった。「子どもが好きだったんで、そういう仕事につきたいなと。取り寄せてそのままになりましたけど」。もしかしたら、もっともサッカーがうまい保育士になっていたかもしれなかった?