ウェールズはアウェーでオーストリアと2-2で引き分けた。

 ウェールズは前半22分、左サイドを突破したFWベール(Rマドリード)がクロス。相手DFにクリアされたが、DFギュンター(レディング)が頭でつなぎMFアレン(ストーク)が左足のミドルシュートを決めて先制。同28分にDF裏へのパスを通されて同点に追いつかれたが、同ロスタイム、左サイドからのベールのロングスローをDFチェスター(アストンビラ)がヘディングシュートすると、相手GKがはじいたこぼれ球がチェスターと競って倒れ込んだ相手DFビマー(トットナム)の足に当たってゴールに飛び込むオウンゴールとなり、再びリードを奪った。しかし、後半3分、自陣でのパスミスからボールを奪われ、FWアルナウトビッチ(ストーク)に同点ゴールを決められた。

 セルビアはアウェーでモルドバに3-0で快勝し、アイルランドはホームでジョージアに1-0で競り勝った。

 D組はウェールズ、セルビア、オーストリア、アイルランドが勝ち点4で並び、得失点差でウェールズが首位、セルビアが2位。ジョージア、モルドバは2連敗。

 W杯本大会へは各組1位9チームが出場。各組2位のうち上位8チームはプレーオフへ回る。