オランダがホームでベラルーシに4-1で快勝した。

 第1節でスウェーデンと1-1で引き分けていたオランダは前半15分、ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾ったMFプロメス(スパルタク・モスクワ)が、個人技でかわしながら相手DF2人の股間を抜く右足シュートを決めて先制した。24歳のプロメスはこれが代表初ゴールだったが、同31分にも左CKの相手クリアを右足ボレーでゴールネットを揺らし2点目を奪った。後半2分に1点を返されたが、同10分、ペナルティーエリア外で相手ボールを奪い、味方シュートがポストに当たったはね返りをMFクラーセン(アヤックス)が右足で押し込んでリードを再び広げ、同19分には高い位置で相手パスをカットしたFWヤンセン(トットナム)が、そのままドリブル突破から左足シュートを突き刺して勝負を決定付けた。

 初勝利を挙げたオランダは1勝1分けの勝ち点4、得失点差3でフランスと並んだが、総得点で上回り首位。第1節でフランスと引き分けたベラルーシは1分け1敗の勝ち点1。

 W杯本大会へは各組1位9チームが出場。各組2位のうち上位8チームはプレーオフへ回る。