ベシクタシュ(トルコ)がアウェーでナポリに3-2で競り勝ち、1次リーグ初勝利を挙げた。欧州CLでの白星は14年8月のホームでのフェイエノールト(オランダ)戦以来。

 ベシクタシュは前半12分、ペナルティーエリア右からのMFクアレスマのクロスに、MFアドリアーノが左足を合わせて先制。同30分にカウンターからFWメルテンスの同点ゴールを許したが、同38分、相手バックパスを奪ったFWアブバカルが右足シュートを決めて再び勝ち越し、2-1で前半を折り返した。

 後半に入り、5分に献上したPKはGKファブリの好守でセーブしたが、後半24分に再びPKを与え、これをMFガッビアディーニに決められて再び同点に追いつかれた。しかし、同41分、右サイドからのクアレスマのFKにアブバカルが頭をたたきつけてみたび勝ち越し、そのまま逃げきった。

 ベシクタシュは1勝2分けの勝ち点5で2位。

 ナポリはこの試合に勝ち、ディナモ・キエフ-ベンフィカ戦がドローに終わっていれば、史上初の3試合消化で決勝トーナメント進出が決まっていたが、この敗戦により2勝1敗で勝ち点は6と変わらず、2位ベシクタシュに1差に迫られた。