FW原口元気が所属するヘルタが、FW宮市亮が所属する2部のザンクトパウリを2-0で下し、2回戦を突破した。

 ヘルタは前半42分にDFバイザー、後半9分にMFシュトッカーが得点した。

 原口はベンチ入りしたが出場機会はなく、宮市は右MFで出場したが、後半30分に退いた。

 原口は「そんな簡単な試合じゃないし、僕は出てないですけど、しっかり勝ったなって感じですね。回すだけの戦力がいるし、僕が出なくてもサロモン(カルー)がいるんで。また次の試合がすぐあるんで、そっちにパワーを出せればいいなと思ってます」と話した。披露を考慮して温存された形となったが、出場機会なしに少し悔しさもにじませていた。

 9月22日の1860ミュンヘン戦以来のスタメン出場となった宮市は、格上相手の試合に守備に忙殺される時間が長く、攻撃に絡む場面は多くなかった。「相手も1部で上位にいるチームですし、なんとかチャンスだと思って爪あとを残したかったが、チームとして守備に翻弄されたので(個人的なアピールは)難しかったかなとは思う」。