MF小林祐希が所属するヘーレンフェインは、アウェーでウィレム2に1-2で競り負けた。

 前半15分にCKからFWソルオルティスにヘディングシュートを決められて先制され、同24分にオウンゴールで同点としたが、後半13分に再びCKからソルオルティスに勝ち越しゴールを奪われた。

 小林はフル出場したが、ソルオルティスに競り負け先制点を許したことを悔しがった。「これだけマークに付いていて初めてやられた。ちょっと悔しいですね」と唇をかみしめた。試合も敗れ「今日はプレーの質的にはかなり良く、サイドチェンジ、クサビ、前に運ぶところや周りとの連携も悪くなかった。そういうプレーのフィーリングが良い時に、勝ちたいというのが本音」と話した。これで年内の試合は終了。この半年を振り返り「かなりプレーの質は上がってきたと自分では感じている。来年はボールを持った時の違いをもうちょい出していけたらと思う。今はパス、パスで、チームのリズムを作ることを考えている。それは俺の良さでもあるけど、もうちょいここは勝負っていう時に、ドリブルでググっと仕掛けたりする勇気を持ちたい」とし、「勝ち点1の重みをこっちに来てすごい感じたので、今日の勝ち点0はオフを楽しく過ごせるか過ごせないかに響く、悔しい勝ち点0になってしまいました」と続けた。

 連勝が3で止まったヘーレンフェインは8勝5分け4敗の勝ち点29で4位。首位フェイエノールトとは暫定10差。