MF小林祐希が所属するヘーレンフェインは、FWハーフナー・マイクが所属するデンハーグをホームで2-0で下した。

 FWグーチャンネジャドが後半18分、19分に立て続けにゴールを決めた。

 小林は左MFでフル出場。先制点直後のキックオフからの相手ボールをカットして左へ展開し、2点目の起点となるなど、ケガで離脱したMFスハールスに代わり中盤を1人でコントロールし勝利に貢献した。

 小林は「前に行きたいけど、ポジションがポジションだからしょうがない。あれがオランダの6番の役割かもしれないので。相手もあることだから、一概に良かったと言えないけど、守備の対応とか、囲まれたときのボールの置き位置というのは、オフで取り組んだことがそのまま出たかなというのは感じました」と、半年前から取り組んできたことが好結果を生んだことを喜んだ。スハールスの位置での出場には「一個前じゃないのかって。一個後ろかって、ちょっとがっかりじゃないけど、思っちゃったけど、使われることが大事。信頼してもらえている証拠でもある。この準備期間中で(やろうと思えば)補強できた。そこを補強せずに、スハールスが駄目でも祐希を下げて他のやつを前で使えばいいって、腹を括ってくれたことが、俺は嬉しい」とした。

 入院中のハーフナーは欠場した。

 ヘーレンフェインは9勝5分け4敗の勝ち点32で4位。欧州L圏の3位PSVとは5差。