サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)で決勝会場となったリオデジャネイロのマラカナン競技場で、大会前に1億900万レアル(約39億円)を投じて建設された歩道橋の撤去が検討されていると、ブラジル紙フォリャ・ジ・サンパウロ(電子版)が23日に報じた。

 競技場と市街地をつなぐ約500メートルの歩道橋は、W杯期間中は一般には閉鎖し、国際サッカー連盟(FIFA)のVIPにだけ使われた。大会後は開放されたが、主要交通機関とのアクセスが悪いため利用者が少なく、高い維持費が問題になっているという。