FW岡崎慎司が所属するレスターは、アウェーでアーセナルに0-1で敗れた。

 0-0の後半41分、相手DFモンレアルのペナルティーエリア左からの左足シュートが、DFフートの胸に当たって方向が変わりゴールに吸い込まれるオウンゴールで先制を許し、これが決勝ゴールとなった。

 ベンチスタートの岡崎は0-0の後半25分からFWウジョアに代わって出場。ゴールチャンスが巡ってくるも、得点を決めることはできなかった。

 岡崎は「しょうがないっていうか…。フートに当たって、入った、というのもあるし…」と失点を悔しがり、「サッカーするっていうよりは、どちらかというとロングボールを入れてというサッカーだった。見ていて、もちろん、ゲームとか、サッカーって感じではなかったですけど、自分たちの。ただああいうパターンもレスターのもうひとつの持ち味なんじゃないかと思うし…。まぁ今後につながるゲームだった」と試合を振り返った。

 また、「途中からだったんで、ゴールを狙って行きましたけど。決まるか決まんないかで全く違う。今日に関しては本当に、あれを決めきれない自分が、うーん、こういう立ち位置になってしようがないかなって、改めて思いますね。やはりFWで(今季通算)2点というのは、役割はあるにしてもやはり納得いかない」と残り5試合で貪欲にゴールを狙うことを誓った。

 レスターは勝ち点37で、降格圏の18位スウォンジーとは暫定で6差。岡崎は「やはり勝ち点を取りにいかないといけないが、厳密に言えば3を取ればもうOKかな。得失点差も絡んで」と分析した。

 シェークスピア監督は「85分間は、力強い守備をしたという分析だ。アーセナルは、強いチームで、それが必要だった。何度もブロックしたし、守備をしていた。もう少し攻撃をしたかった。失点の仕方は残念だった。ボールが当たって、角度が変わってしまった。負けていて、時間がないとき、後先を考えないで行動してしまうし、実際にそうなっていた。そうあるべきでなかった」と話した。