マインツFW武藤嘉紀が今季2得点目を挙げたが、チームは2-3で逆転負けした。

 武藤は1トップでフル出場。前半16分に追いすがる相手選手3人を見事なステップで外し、難しい角度から左足シュートで相手GKの股を抜くゴールを決めた。

 以下は武藤との一問一答。

 -説明がつかない負け方に

 武藤 最悪な負け方かな。前半にもう4点ぐらい取れるチャンスがあって、それも取れずに前半のうちに追いつかれて。引き分けだったら前を向けるけど、今日の負け方は非常に悪かったなと、後味悪かったなと思います。

 -前半は2-0までは本当に完ぺきな流れだった

 武藤 ほんとうに完ぺきだったし、3点目取れていたらもう終わっていたかなと思いますけど、これがブンデスリーガだし、強いチームなのかなと思います。

 -3点目が取れなかったというのは?

 武藤 やっぱり下がってしまいましたし、そこで3点目取れなかったことによって、相手のペースになって、ずるずるひかれて、前にパワープレーヤーがいて。完全にやられたなっていう。最悪な負け方かなと思います。

 -後半はロングボールも増えて前で孤立するシーンもあったが

 武藤 そんな中でもいい形はできてましたし、収められるところは収められてました。チャンスも作れていた。あとは運もそうですし、最後のパスのところで少しずれていたり。シュートなのか、パスなのかというところもあったので。そこらへんもう1回突き詰めていかないといけないと思います。

 -自分のプレーについては。得点シーン以外にもボール収めて攻撃引き出せてとできていた。

 武藤 今日はこういう強い相手に対してこれだけできたというのはすごい自信になります。全部前に前に行ってボールが出てこないことがあったので。行くふりしてまた真ん中でもらったり。今日は多く絡めていたので、自分自身に関しては良かったけど、欲を言えばこういう試合でもう1点取れればいいなと思います。

 -得点シーンに関しては

 武藤 もうあれは強引にいった、パスのしどころもなかったから、とにかくミスってもいいからペナ内に行って仕掛けて、そうしたらファウルも出てくると思う。PKを狙いつつとにかく強引にいってうまくかわせたので後は本当に。運がよかったかな、あそこの角度から決められたのは。