フランス1部リーグで主審が選手を蹴って退場させる前代未聞の出来事が起きた。

 ナント-パリサンジェルマン戦で笛を吹いたシャプロン主審は、走っている際にナントDFカルロスと接触して転倒。倒れたまま右足でぶつかったカルロスに蹴りを入れた。直後にイエローカードを提示。すでに警告を1枚もらっていたカルロスは、退場処分となった。このばかげた判定に、ナントのキタ会長は「まるでジョークだよ。すでに世界中から“この主審はジョークだね”というメールがきている」とコメント。「6カ月の出場停止処分にするべきだ」と、怒りが収まらなかった。