スペイン代表は23日の親善試合ドイツ戦で1-1で引き分けた。スペインは前半6分にイニエスタのスルーパスからロドリゴ・モレノが先制するものの、同35分にトーマス・ミュラーに豪快なミドル弾を決められた。優勝候補のドイツ相手に良い試合をしたことから収穫の多い試合となった。24日のスペイン紙マルカは「W杯よ、早く始まれ」とタイトルを打ち、本番に向けて良いイメージを残したと伝えた。

 同紙によると、ロペテギ監督は「感触はポジティブなものだ。世界でもトップクラスのチーム相手に自分たちは良い試合をすることができた。敵地で90分試合をコントロールすることは簡単なことではない。自分たちはスペインの色を見せたし、試合を通して勝利を目指していたことを見せた」とコメントした。

 モレノは「ドイツより勝利のために明確なチャンスをつくっていた。個人としてもチームとしてもとても良い試合だった」と振り返った。