Rマドリードが今夏の移籍市場で、チェルシーのコートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(33)と、イングランド代表MFフランク・ランパード(32)の獲得を狙っていることを、8日付の英紙サンデーミラーなどが伝えた。両選手ともレアルのモウリーニョ監督がチェルシーを率いた04~07年の黄金時代の中核で、絶大な信頼関係がある。

 ドログバは、今冬に英史上最高の移籍金5000万ポンド(約70億円)で加入したFWフェルナンドトレスに押し出される形で、来季の戦力構想から外されたとの見方が強く、本人も移籍を望んでいるという。ランパードもケガに悩まされ、来季は定位置を追われる可能性があるため、レアルのオファーに飛びつくと報じられている。

 一方のチェルシーは5日からクラブ幹部をオランダ・アムステルダムに派遣し、アヤックスのオランダ代表DFフレゴリー・ファンデルウィール(23)とデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(19)の獲得交渉を行っている。