ドイツの大衆紙ビルト(電子版)など各メディアは14日夜、ブンデスリーガとドイツ杯の2冠を果たしたドルトムントの日本代表MF香川真司がクラブ側から提示されていた契約延長を正式に断ったと報じた。ツォルク強化部長の「14日午前に香川の代理人と会談し、契約延長しないという最終決定を伝えられた」とのコメントを伝えた。

 香川との契約は来夏までだが、同強化部長は「今後、獲得のオファーがあれば対応し交渉する」との方針を示した。ドイツ国内の報道では、イングランド・プレミアリーグのマンチェスターUやアーセナルなどが香川の獲得に関心を寄せているとされる。ドルトムントは15日からオフに入り、今後移籍に向けた動きが本格化するとみられる。