ウォルフスブルクに所属する日本代表MF長谷部誠について、複数の地元メディアが3日、チームの5日からのオーストリア合宿に長谷部ら6人が同行しないと伝えた。ウォルフスブルクはチームのスリム化を図っており、6人に事実上の戦力外通告がなされたとみられている。

 ウォルフスブルクの地元紙などが「2日の練習から長谷部を含む6人の選手が離脱しており、合宿メンバーから外れた」と報じた。マガト監督は長谷部が外れた理由について、日本代表のベネズエラ戦(15日・札幌ドーム)に招集されたことを挙げ「途中離脱するなら同行させるのは意味がない」とコメント。同紙は「監督の言葉は表向きの理由で、長谷部は移籍先探しのために日本に滞在中」としている。