欧州リーグ決勝トーナメント1回戦第2戦、ラツィオの本拠地で行われた対ボルシアMG戦の前に、ボルシアMGのファン3人が相手ファンに刺される事件が起きたと、22日付の独紙ビルトが報じた。

 スタジアムの前で50歳の医師が襲われたほか、ホテル前などでも襲われたという。ボルシアMG広報のアレツ氏は「3人は幸運にも深刻なものではなかった」とコメント。ラツィオのロティート会長はこの一件に悲しみつつ「警察は今回の事件で攻撃したのが我々のファンによるものなのか確認しなければならない」ときちんとした捜査を願った。また、リヨン対トットナムの試合中にトットナムファンがリヨン市内のパブで相手ファンに襲われる事件も起き、リヨン警察は3人を逮捕。負傷したトットナムファン3人にリヨン側は謝罪した。同様の事件がウクライナでも起き、アウェーに乗り込んだニューカッスルファン1人が病院に搬送された。