デービッド・モイズ監督(50)を解任したマンチェスターUの株価が急上昇したことが分かった。

 マンUはニューヨーク証券取引所に上場しているが、同監督解任のうわさが流れ出した21日に株価はいったん下降した。

 しかし解任が正式に発表された22日には、17・82ドル(約1782円)でスタートした株価が、午後1時ごろにはファーガソン監督退任後の最高値となる19・00ドル(約1900円)に上昇。午後4時に前日比5・98%アップの18・78ドル(約1878円)で取引を終了した。これはマンUの価値が1日で約174億円分上昇したことを意味する。

 英デーリーメール紙(電子版)は「投資家が、モイズ監督を解任したマンUへの信頼を取り戻した。遅れていた、ナイキ社との新たなユニホーム契約が発表されることを考慮したのかも」という評論家の声も紹介した。