<ブンデスリーガ:Bミュンヘン2-1ウォルフスブルク>◇22日◇ミュンヘン

 3連覇を狙うBミュンヘンがホームでウォルフスブルクに2-1で競り勝ち、開幕戦を白星で飾った。

 リベリとシュバインシュタイガーをケガで欠くBミュンヘンだったが、前半37分、右サイドをラームのパスで抜け出したロッベンが鋭い切り返しでグスタボを振りきり、グラウンダーのクロス。これにゴール前でミュラーが右足で合わせ先制した。

 後半2分にはロッベンが中盤でパスの出しどころを探していたギラボギからボールを奪いシュートカウンター。ミュラー、レバンドフスキとダイレクトでつなぎ、再びロッベンに戻ってきたボールを、そのまま短いドリブルからゴール左へ左足で決めて追加点を奪った。

 同7分にミドルシュートをオリッチに決められて1点差と迫られたが、逃げきった。

 グアルディオラ監督は「前半30分からは良いサッカーだった。ラームやロッベンなどはコンディション的に完璧ではない。レバンドフスキも時間が必要だが、全体的に今日の試合には満足している」と話した。また、17歳でリーグ戦デビューを果たしたガウディーノについては「相手はブラジル代表のグスタボでウォルフスブルク。序盤は安全なパスばかりだったが、30分のレバンドフスキへのパスは良かった。それからは近くの選手だけではなく、ミュラーやロッベンやゲッツェら奥のポジションにいる選手を探そうとしていた。彼はここでプレーできるものがある」と評価した。