来年のW杯を開催する南アフリカで、初の日本人プロ選手が誕生した。同国1部プラチナム・スターズは3日、FW村上範和(27)と2年契約を結んだことを発表した。2週間前に現地入りした村上は、テスト生として1日のテレコム・チャリティー杯に出場。決勝のオーランド・パイレーツ戦で先制ゴールを奪い、高評価を得た。コンフェラ監督は「私が契約を望んだ。彼は本物の選手でチームの切り札になる」と話した。村上は神奈川県出身。04年からアルビレックス新潟シンガポール、シンガポール軍などでプレーした。(エリス・マシャカ通信員)

 [2009年8月5日7時33分

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