ACミランに期限付き移籍中のイングランド代表MFデビッド・ベッカム(34)が、イタリア人女性リポーターに「襲撃」された。ミラノ市内のレストラン外で囲み取材に応じていたところ、地元番組「Le

 Iene(ハイエナ)」司会でリポーターのエレーナ・ディチョッチョ(35)が「エンポリオ・アルマーニの下着広告で見せたほど、本当にあそこまで立派なのか、大きさを確認してみたいと思います」と突撃、ベッカムの股(こ)間に左手でつかみかかった。

 驚いたベッカムが飛び上がるように後ずさり。ボディーガードに捕まった同リポーターは「小さい!

 デビッド、あなたは私たちをだました。綿でも詰めたの?」と叫びながら、その場から連れ出された。目撃者は「現場はテレビカメラとリポーターで混雑する中、どこからともなく女性が現れていきなりベッカムの股間をつかんだ。ミラノ市民がどれだけ彼を歓迎してくれているか、という話をしていたところだったのに」と話した。

 ミランのファンサイトでは「男性リポーターが女性に対して同じことをやっていたら確実に犯罪だ」と、多くのファンが行為を批判。「セクハラで逮捕されるべき」と指摘する声もあったが、ベッカムのスポークスマンは「本人はジョークと受け止めている。それに彼女がつかんだのは股間ではなく、ズボンの一部」とニアミスだったことを強調した。(春日洋平通信員)

 [2010年1月23日8時25分

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