インテルミラノの日本代表DF長友佑都(26)が、4日にアウェーで行われる欧州リーグ・ネフチ戦を欠場する可能性があると、2日付の地元紙トゥット・スポルトが報じた。フィオレンティナ戦(9月30日)で負傷した右足首の状態を2日の練習で見極めるという。敵地のアゼルバイジャン・バクーまでは直通のチャーター機でも、移動は片道4時間半。週末には中2日でACミランとのミラノダービーも控えており、疲労回復のため睡眠のとりやすい大型航空機を手配した。チームは万全を期し、長友も「出るつもりで準備したい」と話していたが、負担は大きい。同紙は、主力のFWカッサーノやDFラノッキアも休養のため欠場する可能性があるとしており、ミラノダービーに全力を注ぐことになりそうだ。(ミラノ=栗田成芳)