驚異の17歳サニブラウン・ハキーム(城西高)が、今季初めて100メートルに臨んで3位だった。追い風1・0メートルの条件で、10秒38でフィニッシュ。10秒27で優勝した竹田一平(19=中大)を追い上げたが、届かなかった。

 サニブラウンは「スタートが思うようにできなくて、走り足りないところが出た。今日のレースは走りとして負けてもしょうがない」とさばさばした表情で話した。

 サニブラウンは、3日の静岡国際で今季初レースとして200メートルに出場して2位だった。中1日で今大会に臨んでいた。今年の目標として、U-20世界選手権(7月、ポーランド)での短距離2冠を掲げている。

 次戦は、8日のセイコーゴールデングランプリ(等々力陸上競技場)で100メートルに出場を予定している。