リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(25=ミズノ)は日本勢トップの2位だった。

 静岡・御前崎市出身の飯塚は「悔しいですね。地元で優勝したかった」と唇をかんだ。

 決勝のタイムは追い風0・2メートルの20秒50。予選の21秒02も含め、8月の世界選手権(ロンドン)の参加標準記録20秒44に及ばなかった。「前半でスピードの貯金を作るためにもうちょっと上げないといけない」と話した。決勝は桐生祥秀(21=東洋大)が体調不良のため棄権。200メートルでは初の対決はお預けになった。「走りたかったですけど、どこかでまた一緒に走りたいですね。楽しみに取っておきます」と語った。