日本陸連の木内敏夫長距離・ロード特別対策委員会委員長代行は2日、市民ランナーながら東京マラソンで日本人トップの3位に入り、今夏の世界選手権(韓国・大邱)代表に決まった川内優輝(埼玉陸協)を、新たに強化選手で3番目のランクとなるB指定とする方針を明らかにした。15日の理事会で報告される。

 強化選手は4段階あり、Bは年間150万円の強化費が支給される。

 日本陸連はこの日、川内が勤務する春日部高(埼玉)を訪れ、今後の支援態勢などを説明した。木内委員長代行は「支援できることがあれば対応したい」と述べ、練習をサポートするスタッフの派遣も含めて検討する考えを示した。(共同)